便秘解消情報館

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器質性便秘の原因と症状

器質性便秘の主な原因は、腸そのものまたは周辺の病変によって起こる便の通過が物理的に妨げられる通過障害です。器質性便秘は先天性と後天性に分けられます。便秘の原因になっている基礎疾患によりますが、器質性便秘は、腹部膨満感(お腹が張る)、腹痛、嘔吐、血便、食欲不振などの症状を伴うのが特徴です。

器質性便秘は食生活や生活習慣を変えただけでは治りません。器質性便秘の治療は、便秘の原因になっている基礎疾患の治療が中心です。器質性便秘の症状かもしれない場合は、必ず病院で診察を受けてください。

先天性の器質性便秘の症状と原因

 巨大結腸症(ヒルシュスプルング病

腸(殆どがS状結腸から肛門側)の神経節細胞が先天的に無いか少ないため、排泄に必要な腸の運動が弱く、便やガスが滞留することで腸管が拡張して結腸が巨大化する病気です。新生児期の発症が多く、胎便が出にくい、お腹が張り、ミルクを吐き、便秘をするなど腸閉塞症状が出ます。症状が急速に悪化して栄養障害をはじめとした深刻な状態になることがあります。

 結腸過長症

先天的に結腸が過度に長い状態です。S状結腸が長いことが多く、移動性のことも多いため、移動性S状結腸過長症とも呼ばれます。腸捻転の原因になる危険性があります。もともと日本人は欧米人に比べてS状結腸が長いため、欧米型の食事によって便秘になりやすいといえます。

後天性の器質性便秘の症状と原因

急性の器質性便秘は、突然に便秘になり、激しい腹痛や嘔吐を伴うことが多い便秘です。原因として、腸閉塞(イレウス)・腸捻転・腹膜炎などがあります。
慢性の器質性便秘の原因として、腫瘍(大腸がん・直腸がん)、大腸ポリープ、大腸憩室、腸管外性圧迫(子宮筋腫・卵巣のう腫)、腸管癒着、腸閉塞などがあります。

 大腸がん

大腸がんの発症は増加傾向にあります。血便、残便感、便秘と下痢を繰り返すといった症状があります。初期症状に乏しため定期検査による早期発見が大切です。

※器質性便秘に似た便秘に症候性便秘があります。症候性便秘の概念は、器質性便秘に全身性疾患や代謝性疾患による二次的症状として現れる便秘も含みます。

 - 便秘の原因と症状

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