便秘解消情報館

便秘の原因症状治療や便秘解消方法(食事・体操・ツボ)についての情報です

便秘の治療方法

便秘の種類によって治療方法が違います。便秘で最も多い慢性の機能性便秘の治療は、基本的に生活習慣の改善、食生活の改善、薬物療法です。腸管そのものの異常や疾患が原因の器質性便秘や、全身性疾患・代謝性疾患の二次的症状としての便秘の場合は、基礎疾患になっている病気の治療によって便秘解消が期待されます。

慢性機能性便秘の治療方法

慢性の機能性便秘には、結腸性便秘(弛緩性便秘)、直腸性便秘、痙攣性便秘があります。基本的な治療は、食事療法や運動療法といった生活習慣の見直しとともに薬物療法を行います。

 生活習慣の改善

  • 朝食後に便意の有無に関係なく排便を試みる(規則的な排便習慣)
  • 便意を我慢しない(便排泄反射を正常化)
  • 食後に散歩するなど適度な運動を生活に取り入れる(腸管運動の改善)
  • ストレスをためない(自律神経の改善)

 食生活の改善

  • 規則正しい食生活(特に朝食をしっかり食べます)
  • 食物繊維を摂取(便の量を増やします)
  • 十分な水分を補給(便の水分量を増やします)
  • 乳酸菌食品や発酵食品を摂取(ビフィズス菌を増やします)

 薬物療法

薬物療法に用いられる下剤には、機械的下剤(塩類下剤・緊張性下剤・浸潤性下剤・糖類下剤)、大腸刺激性下剤、ドチャネルアクチベーター、座薬、漢方、浣腸などがあります。機械的下剤は腸内の水分を取り込むことで便の水分を増加させて排便を促す下剤です。大腸刺激性下剤は大腸を刺激することで大腸の蠕動運動を促進させて排便を促す下剤です。クロライドチャネルアクチベーター(ルビプロストン)は、小腸の腸液分泌に関わる受容体(クロライドチャネル)を活性化することで小腸内の水分を増加させて排便を促す下剤です。クロライドチャネルアクチベーター(ルビプロストン)は、日本で2012年におよそ30年ぶりの慢性便秘薬の新薬として注目されています。

○機械的下剤(塩類下剤):酸化マグネシウム
腸内の水分の再吸収を妨げて、腸内の便を軟らかくして、蠕動運動を活発にして、排便をます。塩類下剤である酸化マグネシウムは慢性便秘の治療薬として多く用いられてきた便秘薬ですが、腎機能障害や心機能障害の人への使用には慎重を要したり、抗生物質や骨粗鬆症薬など効果を弱くするといわれています。

○大腸刺激性下剤
大腸のセンノシドやセンナは服用しやすく即効性が好まれている従来からあるタイプの便秘薬ですが、長期連用や乱用することで耐性や習慣性が問題になっています。

○座薬:炭酸水素ナトリウムなど
腸内で炭酸ガスを発生させるなどにより蠕動運動を促す便秘薬で浣腸と同様の作用があります。肛門近くに硬い便が詰まっている時に有効です。

○浣腸:グリセリン
直腸壁からの水分吸収に伴う刺激で蠕動運動を亢進させたり、便を軟らかく膨らませて排便を促します。

 - 便秘の検査治療

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