便秘解消情報館

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妊娠中の便秘の影響

妊娠すると便秘になる原因が増えて、妊娠前は便秘でない人でも便秘になりやすくなります。妊娠すると、黄体ホルモンが多く分泌されることで腸の働きが弱くなったり、子宮が大きくなることで大腸が圧迫されて便秘になりやすくなります。そして、妊娠中は便秘から痔になることも少なくありません。
お母さんの便秘は、母体だけでなく、生まれてくる赤ちゃんの腸内環境にも影響します。

便秘の母体と赤ちゃんへの影響

 妊娠中は痔になりやすい

妊娠初期や中期よりも、妊娠後期から臨月に痔に悩む妊婦さんが多いといわれています。妊娠中に多いのが外痔核(肛門附近の皮膚の下にできる、触るとシコリがある「いぼ痔」)です。妊娠中は大きくなった子宮が直腸周辺の血管も圧迫して血流が悪くなって、痔になったり痔を悪化させたりします。軽い外痔核では痛みはほとんどありません。外痔核の次に多いのが裂肛(切れ痔)で、便秘で硬い便が無理に肛門を通過することで肛門出口付近が切れてしまいます。出血や痛みで気づくことが多いです。
妊娠中は手術はできませんから、塗り薬や座薬で痛みに対処することになります。出産後にも影響しますから、主治医に相談して適切な対応することが大切です。

 切迫早産の便秘への影響

切迫早産(妊娠22週~37週で赤ちゃんが生まれそうになる状態)と診断されると、安静にするように医師に指示されます。安静にすることで運動不足になり便秘は更にひどくなります。運動不足だからといって動くと切迫流産のリスクが高まりますから、ひたすら安静にすることになります。
無理にいきんだりせずとも排便が楽になる方法を主治医に相談しましょう。酷い便秘は子宮の筋肉や子宮口を刺激して子宮収縮を促し、切迫流産や切迫早産の症状を増悪させると考えられています。

 妊娠中の便秘が出生後の赤ちゃんの腸内環境を決める

妊娠中の便秘は胎児に大きな影響はないようですが、妊娠中の女性の腸内細菌の多くは生まれてくる赤ちゃんに受け継がれるといわれています。
子宮の中で細菌とは無縁の環境で胎児は大きくなります。ところが、分娩時に赤ちゃんが産道を通る間に産道内の細菌を口から取り込んでいきます。産道内の細菌は腸内細菌と似ているため、そのまま生まれ出た赤ちゃんの腸内環境を作る可能性が高いといわれています。生まれてくる赤ちゃんのためにも、妊娠中の腸内環境を整えることが大切です。

 - 女性の便秘

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